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2012年07月25日

武田鏡村(著)/禅のことば 禅のこころ

気持ちをすっと落ちつかせる 禅のことば 禅のこころ

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●気持ちをすっと落ちつかせる 禅のことば 禅のこころ

一般的になじみが薄いといわれる「禅」ですが、そこから生まれたものや言葉は、意外に私たちの身近にあります。たとえば、「一期一会」や「日日是好日」などの言葉は禅に由来していますし、日頃口にする「たくあん」を考案したのは、禅僧である沢庵和尚です。

しかし、「禅の考え方は?」と聞かれると、すぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか。

日本で禅宗というと、大きく分けて臨済宗・曹洞宗の二つがあります。どちらの宗派も、坐禅をもって悟りの境地に至ることを目的とし、その教義は、基本的に言葉ではなく以心伝心で伝えることを主とします。

しかし、教義のすべてがそうして伝えられてきたわけではありません。なるべく多くの人々にわかるよう、言葉で伝えられてきたものもまた、多くあります。

このたび発刊した『禅のことば 禅のこころ』(以下、本書)は、そうした禅の言葉の中でも私たちの生きる力となる200の言葉を厳選したものです。あなたの座右の銘としたい言葉、覚えておきたくなる言葉が必ず見つかります。

禅のことば 禅のこころ


本書は、禅の教えを

  • 生きる知恵を学ぶ
  • とらわれない
  • 自分を大切に
  • 今日をしっかりと暮らす
  • 今、ここでの決断が大事
  • 見方を変えよ
  • 喜びと悲しみを超える
  • 愛を求めあう

の8つにわけ、それぞれ「禅の言葉」とその解説を組み合わせて、短くシンプルに読めるようにしてあります。
以下に、本書から2つほど抜粋してご紹介します。

「海は海を辞せず」 道元『正法眼蔵』

大自然となる海は、海としての働きを拒まないからこそ、海となっている。海は、そこに流れ込む河川を選ぶことなく受け入れて、海となる。

海は「あれがよい」「これはダメ」という選別をすることなく、いっさいを受け入れる。そこにあるのは、「無私」である。無私であるからこそ、大海原をつくり出しているのだ。

海は「無私」であって、何ものも拒むことがない。これが大自然であるが、私たち人間も、じつは大自然なのである。したがって、無私なのだ。

人間は自分を拒まず、放棄せず、しかもすべてを受け入れることができる。それでこそ大いなる人間なのだ。

(本書 p.114-115より)


「隻手音声(せきしゅおんじょう)」 白隠(はくいん)『藪柑子』

片手の音を聞け。

両手を合わせて打てば音が出るが、片手では音を出すことができない。
片手の音を聞けとは、常識的な分別や、これまで当然だと思っていた考え方や感覚などを根本から疑って、それまでの人生でとらわれていた、いっさいの意識を崩せということだ。

言葉や理屈でもいい表わすことができないものと向き合おう。
そのとき、生死のこだわりや、迷いの意識から離れることができるのだ。

(本書 p.104より)

決断できないときや心が疲れたとき、迷ったときに力をくれる言葉の数々を、ぜひ、ご一読ください。

■禅のことば 禅のこころ
禅のことば 禅のこころ 著者名 版型 ページ数
武田鏡村 四六判/並製 240 ページ
ISBNコード 定価(税込み) 詳細
978-4-534-04971-1 ¥1,470
書籍概要
さまざまな場所や局面で思索の達人たちによって語り、綴られてきた「禅の言葉」。その真髄を、やさしくかみくだいて伝えます。決断できないとき、心が疲れたとき、気持ちがざわつくとき、先人たちのシンプルな教えが、必ずあなたに力をくれます。

著者プロフィール

  • 武田鏡村(たけだ・きょうそん)
  • 日本歴史宗教研究所所長、歴史家、作家、浄土真宗の僧籍も持つ。1947年新潟県生まれ。1969年新潟大学卒業。主な著書に『日本僧名言集』(講談社)、『禅のことば』(PHP研究所)、『良寛 悟りの道』(国書刊行会)、『入門 よくわかる親鸞』(日本実業出版社)、『関東の親鸞』(三一書房)、『越後の親鸞』(恒文社)、『親鸞100 話』(立風書房)、『たのしみは日常のなかにあり』『清々しい日本人』(共に東洋経済新報社)などがある。

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