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堀内伸浩の「売れる文章」

第2回 売れる文章、売れない文章。9つの違い:中編

2008年1月15日

 
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6つ目の違いとは?

では、6つ目の違いは何かというと、「売れる文章には共感できる部分があるが、売れない文章には共感できる部分がない」です。
人が何かを買う場合、「共感」というキーワードは重要な要素の一つなのです。

例えば、商品は同じものだと仮定して、以下の2つの商品説明文があったとしたら、あなたはどちらのお店から買うでしょうか?

A. ふんわり、さらさらの安心素材だけを使った子供服です。
B. アトピーの我が子にも安心して着せられるものを作りたくて自然素材だけで作った子供服です。

私だったら、Bのお店から買うでしょう。
理由は、その想いに「共感」できるからです。

  • なぜ、その商品を作ろうと思ったのか?
  • なぜ、そのサービスを始めようと思ったのか?
  • 周囲の反対など、苦労はなかったのか?

もし、こういうことがあるのであれば、恥ずかしがらずに、それをきちんと言葉にして伝えましょう。

さらに、以下のようなものも「共感」の対象になります。

  • 企業理念
  • 社会的使命
  • 社会貢献活動
  • 仕事を通じて実現したい夢やビジョン

ただし、夢を語る場合に注意しておかなければいけないのは、あまりに個人的な夢は共感を得にくいということです。
例えば、以下のAとBなら、あなたはどちらの夢に共感するでしょうか? そして応援したくなるでしょうか?

A. 夢は年収5000万円で、ハワイに別荘を建てること。
B. 夢は子供たちが安心して遊べる「どろんこ学校」をつくること。

さて、あなたはどちらの夢に共感したでしょうか?

人というのは「感情」の動物です。
したがって、ふとしたことで、「この人から買いたい」「この店で買いたい」と思うもの。その一つの要因となるキーワードが、「この人が好きだから」「この店のポリシーがいいから」といった「共感」なわけです。
御社の企業理念やポリシー、モットー、ビジョン、夢、目標といったものは、お客様に共感してもらえそうですか?

ということで、売れる文章と売れない文章の違いの6つ目は、「売れる文章には共感できる部分があるが、売れない文章には共感できる部分がない」でした。
次回もお楽しみに。

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堀内伸浩の「売れる文章」

筆者プロフィール

  • 堀内伸浩
  • 堀内伸浩(ほりうち のぶひろ)
  • 文章コンサルタント

    1965年元旦生まれ。奈良県出身。同志社大学卒業後、食品メーカー、企画編集会社を経て、30歳でマーケティングライターとして独立。現在は、主に中小企業や個人事業主を対象としたチラシDM文章添削塾を主宰する傍ら、チラシDMセミナー講師、ビジネスメール研修講師、さいたま市産業創造財団のチラシDM相談員などを務めている。主な著書に『「書く」マーケティング』『書いて売れ!』『あたりまえだけどなかなか書けない文章のルール』『ビジネスが加速する!すごい名刺』『最初の3秒で心をつかむビジネス文章術』『成功する!「ビジネスメール」入門』などがある。

    堀内伸浩公式サイト
    http://www.elm-p.com/

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