プレゼンテーション専門コンサルタント&東海大学チャレンジセンター准教授の田中省三です。
今回は、初対面の方と話す時の重要なポイントを扱います。
多くの方が、次のようなことをよく言われます。
「初対面の方と話すのは苦手です・・・。」
「何を、どのように話せばいいのか、よくわからないのです・・・。」
その結果、せっかく色々な方と出会うチャンスがあっても、
積極的になれず、単に名刺を交換して終わりということになっていないでしょうか。
これでは、あまりにももったいないですよね。
では、どうしたらいいのでしょうか?
まず、発想を逆転させてみませんか?
何も沢山話すことだけがコミュニケーションではありません。
聴くということも大事ですよね。
そして、聴くといっても、「何」を「どのように」聴くのかも色々あります。
今回は、次のことに意識を向けるトレーニングをしてみましょう。
★ポイント
初対面の方と話す時、自分との類似点や共通点を探しながら、
共感しつつ、コミュニケーションをとりましょう!
相手の方と名刺を交換する場面を想像して下さい。
その方の名刺には、色々なことが書かれていると思います。
その名刺に書かれている情報の中で、自分と似ていたり、共通することを探すのです。
名刺を見て、例えば相手の方のお仕事内容がよくわからない場合、
興味を持って聴かせて頂きましょう。
そして、相手の方に気持ちよく語ってもらいましょう。
共通点が見つからなければ、ソフトに色々と質問をしてみればいいのです。
あなたのことをもっと知りたい、関心があるのです、ぜひ色々と教えて下さい、
という姿勢でソフトに質問をすれば、相手の方は喜んで話してくれるでしょう。
その気になれば、いくらでも類似点や共通点は見つかります。
例えば、以下のことを話したら、必ず何点かは似ている点が出てきます。
- 出身地、今住んでいる場所、勤務先の地区など
- 好きな食べ物・飲み物、今熱中していること
- 趣味、好きな音楽や映画・本など
- 子ども時代に好きだったこと
- 仕事の話、休日の過ごし方
- 好きな街・好きな場所
- 自分が大好きなこと
- 最近のニュース・流行
など、何でもいいのです。
類似点・共通点があれば、人は親しみを感じます。
その似ている点などで、話が意外なほど盛り上がるのです。
心理的な距離が、一気に縮まります。
まずは、類似点・共通点を探しましょう。
そして、見つかった点について、共感しながらそのテーマで会話を楽しめばいいだけなのです。
何も難しいことではないですよね。
そのような雑談をしているうちに、相手の方は心を少しずつ開いてくれます。
色々な話をするのは、その後なのです。
出身地が同じ県だとしたら、それだけでネタになりますよね。
「○○県ですか!同じですよ〜。どのあたりですか!」
とか、
「サッカーが好きなんですか!私もですよ!!」
ということだけでも、話が進みます。
いきなり仕事のことをどんどん話したり、
自分のことをガンガン話すと、相手の方は引いてしまうことが多いです。
何かを売り込まれるのではないかと、勘違いしたりすることもあるからです。
まずは、相手の方が安心してくれ、
心の距離を縮めたくなってもらうことが目的です。
気軽に話せるテーマで、似ている点についてまずは話を進めましょう。
そして、まずは自分から相手の方に「共感」してみませんか!
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- 国立大学法人・愛媛大学・客員准教授
(神奈川県在住のため、集中講義のみ担当)
プレゼンテーション専門コンサルタント
トータル・エデュケイションズ株式会社 代表取締役。
兵庫県伊丹市出身。子どもの頃は、内気でいじめられっ子で、人と話すのが大の苦手だった。それを克服するために、学生時代から様々な心理学やカウンセリング、コミュニケーション・スキルなどを猛勉強。 その後苦手を克服し、河合塾など大手予備校講師として全国を飛び回るまでになる。現在は、東海大学チャレンジセンター准教授を経て、現職。 現在は、大手一部上場企業〜中小企業の研修・講演・セミナー・大学などで、プレゼンテーションの極意や、コミュニケーション・スキルを教える。 最近は一般企業だけでなく、日本ユネスコ協会、国立教育政策研究所、国立循環器病センターなどで、教え方を教える。
将来の夢は、子どもたちがワクワクしながら自分の大好きなことを伸ばせる学校を創ること。
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