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齊藤正明の「意見がドンドン出てくる会議のやりかた」

第3回 意見を多く引き出すためには?

2008年3月11日

 
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ここで最初に例を挙げた、意見が出にくかった部長の言い方をもう一度聞いてみましょう。

部長  「新規開拓をするのは、もっと足を使わないといかん、足を!」

よく聞いてみると、この言葉の主語は「私」ではなく「あなたたち」になっています。

つまり、「あなたたちは、もっと足を使わないといかん」と、ほぼ断定されているのです。

ですから部下としては、「そこまで強く言われると、とても自分の意見は言えないな・・・」と、感じてしまうのです。

当然ながら、自分の意見を言わないからといって、部長の意見に賛同しているわけではありませんから、メンバーのやる気は徐々に奪われていくのです。

●まとめ

意見を多く引き出すためには、自分の意見を「私は、〜だと思う」のように伝えると良い事をお話しました。

人によって意見が分かれそうな事を言う場合、そのような言い方の方が相手にプレッシャーをかけずにすみ、さらには相手の本音が聞けます。

「他の人の意見を引き出すのはいいが、それで会議はまとまるのか?」と、心配する方もいらっしゃると思います。しかし、それには心配する必要はありません。

1回目のコラムでも軽く触れたのですが、意見は出すだけ出した後、「さて、たくさん意見も出たので、そろそろ絞り込もうか?」と言い、意見を絞れば良いです。

このように同じ意見を伝えたとしても、主語を言い替えるだけでも会議室の雰囲気はだいぶ変わります。

とても小さいテクニックですが、まずはこうしたお金も時間もかけずにできる事から始めてはいかがでしょうか?

[ 2008年3月11日 ]

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筆者プロフィール

  • 齊藤正明
  • 齊藤正明(さいとう まさあき)
  • 会議コンサルタント

    大学卒業後、メーカーの研究所にて勤務。 勤務先の研究所では、会議や意思決定の方法が統一されていなかったため不合理な指示が多く、理由がわからないままマグロ船に1航海乗せられるなどされるうち、体調を壊し1ヶ月の休職。それを期に、社員ひとりひとりの能力が発揮できるような、自由に意見交換ができる話し合いの場を作りたいと決意し、会議コンサルタントとなる。
    現在、一部上場企業から中小企業までの会議改善の指導を行い活躍している。

    齊藤正明公式サイト
    http://www.nextstandard.jp/

    廣済堂あかつきにて、昆虫のコラム
    『猛省キリギリス』も連載中!
    コラム『猛省キリギリス』

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