Bizloopサーチ

お店やサービスをみつけるポータルサイト

齊藤正明の「会議室にいる!困った人対策シリーズ」

第2回 批判しがちな人を傷つけないで止めてもらう方法とは?

2008年7月9日

 
この記事をはてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Yahoo!ブックマークに登録 Buzzurlにブックマーク

●人の意見を批判する人がいて、発言がでない事はありませんか?

今回は、“人の意見を批判しがちな人を、どうしたら傷つけず止めてもらえるか?”という事について、お話ししていきたいと思います。

人の意見をすぐに批判してしまう人がいる会議の特徴は、周りから意見がでない事です。

批判をしている人は、アイデアの完成度を高めようとして、よかれと思い言っているのですが、周りの人からすれば「この人の前では何を言っても怒られる」と思ってしまいます。
ですから下手に意見を言って嫌な思いをするならば、いっそ黙っていようと決めてしまうのです。

黙っている参加者が多いと会議の意味があまりなくなり、一方的な情報伝達で終わってしまいます。

以下の2つの方法を行う事で、批判する人をだいぶ防ぐ事ができます。
<方法1> 会議のやり方を先に伝える
<方法2> 建設的な案に言い直してもらう

それでは、次から具体的な説明をしてまいります。

●<方法1> 「会議のやり方を先に伝える」とは?

以前からのコラムでもお話をしたように、会議では『アイデアを出す過程』と、『アイデアを絞る過程』を分ける事が大切です。

簡単にご説明しますと、『アイデアを出す過程』ではアイデアをとにかく出します。
この時は、どんな意見であっても否定はせず、次々に新しい意見を出します。そして、アイデアを出し尽くした頃「いっぱい意見が出たけど、どれがいいか絞っていこう」と言い、アイデアを絞ります。これが『アイデアを絞る過程』です。

このように、『アイデアを出す過程』と『アイデアを絞る過程』に分けると、議論が堂々巡りにならないので、密度の濃い会議ができるようになります。

会議が始まった直後に過程を分けて話し合う事を伝え、参加者から同意をもらってください。

そうすれば、『アイデアを出す過程』で批判をしてきた人に対して、「あ、今はアイデアを出す過程なので絞るのは後にしましょう。代わりに何か意見はありませんか?」と、たずねてあげましょう。

このようにすれば、事前に決まっていた話し合いの順番と違う事を指摘するだけなので、指摘された方も傷つきません。

1  2  >  page 1/2

齊藤正明の「会議がスムーズに進む議事次第の作り方シリーズ」

齊藤正明の「会議室にいる!困った人対策シリーズ」

齊藤正明の「意見がドンドン出てくる会議のやりかた」

筆者プロフィール

  • 齊藤正明
  • 齊藤正明(さいとう まさあき)
  • 会議コンサルタント

    大学卒業後、メーカーの研究所にて勤務。 勤務先の研究所では、会議や意思決定の方法が統一されていなかったため不合理な指示が多く、理由がわからないままマグロ船に1航海乗せられるなどされるうち、体調を壊し1ヶ月の休職。それを期に、社員ひとりひとりの能力が発揮できるような、自由に意見交換ができる話し合いの場を作りたいと決意し、会議コンサルタントとなる。
    現在、一部上場企業から中小企業までの会議改善の指導を行い活躍している。

    齊藤正明公式サイト
    http://www.nextstandard.jp/

    廣済堂あかつきにて、昆虫のコラム
    『猛省キリギリス』も連載中!
    コラム『猛省キリギリス』

このページのトップへ

ホーム > Bizloopコラム一覧 > 齊藤正明の「会議室にいる!困った人対策シリーズ」