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齊藤正明の「会議室にいる!困った人対策シリーズ」

第4回 周りに流される人に、自分の意見を言ってもらう方法とは?

2008年9月19日

 
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今日は、『周りの意見に流されてしまう人から、自分の意見を言ってもらう方法』についてお話したいと思います。

会議参加者の中には、意見を求めると「○○部長と同じ考えです」という、人の意見と同じ事しか言わない人がいます。

「○○部長と同じ考えです」という言葉には覇気がなく、会議後にアクションを起こすのも遅い人の場合、心の中では○○部長と同じ考えは持っていません。

このように誰かの意見に同調する人が多い会議の場合、大抵はきちんと案が練られていませんから、計画を実行するとすぐに行き詰まったり、失敗したりします。

では、どうしたら多様な意見が出て、完成度の高い計画ができるのでしょうか?
次から説明をして参ります。

●手順1 紙に書いてもらう

クイズ番組のように、紙に自分の思っている事を書いてもらう方法です。

たとえば、「新規のお客様がやってくると思われる方法を、お渡しした紙に3つ書いてください」と、お願いをして書いてもらいます。

書いてもらった内容を全員に発表してもらえば、事前に他の人の意見がわからないので、多様な種類の意見が集められます。

書いてもらう紙は小さくても構いませんし、A4サイズの大きなものでも構いません。

「誰が発言したかわかるのが嫌だな」と、思う参加者が多そうな場合、書いてもらった紙を司会者が回収して、ホワイトボードに書き出すというのもひとつの手でしょう。

「くだらない意見だな」と思っても「そんな意見は使えない!」と言わないでください。
それを言ってしまうと、次からは無難な意見しか言わなくなります。
ですから、「ユニークなアイデアだね」など、形を変えて表現をしてあげてください。

●手順2 役職の高い人は最後に意見を言う

みんなと同じ意見を言う人は、上司や役職が高い人に遠慮をしている場合がほとんどです。

なので、役職が低い順に意見を聞いていき上司の意見に左右されないようにするといいでしょう。

役職が低い人からの意見は実用的ではないものがあるかもしれませんが、その指摘は自分の発言の番が回ってくるまでは、じっと我慢しましょう。

また、指摘をする時も出た案を全否定するのではなく、「アイデアとしては非常に面白いね」など、一部は承認してあげる表現を使ってください。

そうでないと、途中で役職者の考えがみんなに分かってしまい、指摘をした時点から、みんなの意見は役職者と同じ意見になってしまう可能性があります。

●意見がコロコロ変わる人の対処方法

役職者の顔色を伺いがちな性格の人は、役職者の意見によって発言がコロコロ変わる事があります。こうした姿を見ているとつい、「君は一体どっちが本音なんだね!」と言いたくなってしまいます。しかし、それを言ってしまうと、より役職者の顔色を気にしてしまうので、さらに日和見な意見や態度を出してきます。

ですから、意見がコロコロ変わった時でも、「色々な人の意見を聞くうちに、考えが変わる事もあるよね」など、相手を認める態度で接してみてください。

相手が、「私の事を尊重してくれているのかな?」と思うようになると、徐々に自分の意見を出してきます。

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筆者プロフィール

  • 齊藤正明
  • 齊藤正明(さいとう まさあき)
  • 会議コンサルタント

    大学卒業後、メーカーの研究所にて勤務。 勤務先の研究所では、会議や意思決定の方法が統一されていなかったため不合理な指示が多く、理由がわからないままマグロ船に1航海乗せられるなどされるうち、体調を壊し1ヶ月の休職。それを期に、社員ひとりひとりの能力が発揮できるような、自由に意見交換ができる話し合いの場を作りたいと決意し、会議コンサルタントとなる。
    現在、一部上場企業から中小企業までの会議改善の指導を行い活躍している。

    齊藤正明公式サイト
    http://www.nextstandard.jp/

    廣済堂あかつきにて、昆虫のコラム
    『猛省キリギリス』も連載中!
    コラム『猛省キリギリス』

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