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下田直人の「優秀な社員が定着する会社を作る」

第2回 会社を好きになる

2008年2月26日

 
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3.人から承認される

人は誰しも承認欲求を持っていると言われています。承認とは自分の存在価値、もしくは自分という存在そのものを認められるということです。

人間は人から無視されることが一番辛いのです。
反対に人から存在が認められるとそこに居場所を感じ、安心感を得ることができます。安心感を得られる場所を嫌う人はいません。

以前、ある小売店で、口答えや不平不満が多く、周囲からもやっかいものとされていた社員がいました。
彼はどこの店舗からも評判が悪く、異動ばかりさせられていました。
しかし、ある店舗に異動になった時、そこの店長が彼の長所を認め、その部分を褒める戦略にでました。
もちろん、褒めてばかりではありません。しかし、注意する時にもまずは長所を褒め、その後に注意をしました。

すると彼はどんどん心を開き、不平不満を口にするどころか、自ら進んでいろいろな仕事を手伝うようになったりしたのです。
その結果、彼はなんと副店長になり、その数年後には店長となり、今では会社を誰よりも愛しているような社員になってしまったのです。

上記の例は一店長に指導の方法が良かったわけですが、会社の仕組みとして承認欲求を満たす方法を取っている会社もたくさんあります。

たとえば、誕生日には全社員からおめでとうFAXが来る会社。仲間に何か助けてもらうことがあったらサンクスカードを与える会社。もっと原始的に、朝一番、相手の目を見て元気に挨拶することを徹底している会社などなど、どこも基本的な仕組みなのですが、それを繰り返し実践して承認欲求を高めているのです。

以上、見てきたように単純な仕組みで会社を「好きにさせる」方策はたくさんあります。
皆さんの会社でもやれるところからやってみてはいかがでしょうか。

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下田直人の「優秀な社員が定着する会社を作る」

筆者プロフィール

  • 下田直人
  • 下田直人(しもだ なおと)
  • 社会保険労務士事務所エスパシオ代表
    特定社会保険労務士、就業規則コンサルタント

    2002年8月創業。
    創業当時から、就業規則の作成を中心に事業を展開し、クライアントを全国に持つ。
    クライアントからは就業規則を作成したことによって、「社員に胸を張れる会社になった」「労務管理に自信が持てるようになった」「人が採用できるようになった」「離職率が下がった」「残業代が減った」「社内が活性化した」「業績が上がった」などの声を多数が寄せられている。
    中小企業の良き労務管理アドバイザーとして活躍している。

    http://www.sr-espacio.jp

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