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下田直人の「優秀な社員が定着する会社を作る」

第3回 採用を考える

2008年3月26日

 
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第3回目は、人材定着のための採用方法を考えてみたいと思います。

社員の採用が思うように行かず、ただでさえ人材確保が難しい時代に、採用してみたらすぐに退社してしまうという痛い思いをしている経営者は多いのではないでしょうか。
そんな中で、中小企業にもかかわらず採用に全く困っていない会社もあります。

そのような会社とあなたの会社では何が違うのでしょうか?

端的に言ってしまえば、社長の意気込みが違うと言えそうです。しかし、それだけでは人は採用できたとしても、その人がすぐに辞めてしまう事態が起こります。
すると、社員が定着するためには入り口を間違えないことだとも言えます。
つまり、入社の際にどれだけ「会社の方向性とぶれない人」を採用することができるかによるのです。

そのためには、まずもっての大前提があります。

まずは会社の方向性を明確にする

それは、「会社の方針・方向性が明確である」ということです。オーナー会社の場合は、社長自身の方針・ビジョン・理念が明確であると言い換えることができます。

私はいろいろな会社の経営者とお会いしますが、会社の方向性とぶれない人が欲しいと言う声をよく聞きます。それでは会社の方向性とはどんなものなのですか?と質問すると、極めて抽象的で明確な答えが返ってこない経営者が結構いらっしゃいます。

経営者自身が明確でなければ、社員は全くもって会社の方向性など理解できていません。つまり、自分の会社はこんな方向で行くのだ!ということを明確にすることが必要になってきます。

これが人材定着のための大前提であり、その上で会社の方向性とぶれない人を採用するためには、やはり時間とお金をかける必要があるのです。

新卒採用にこだわる

先日、ある会社の経営者と話しをしていました。そこの従業員は40名程度ですが、中途採用は一切採らない方針で新卒だけを採用しています。
そして、採用には時間とお金を莫大にかけています。

なんと面接は8次面接まであり、その最終面接でも2時間半は時間をかけるというのです。そこまでして、何べんも様々な方向から会社の方向性と合う人材か否かを、質問と角度を変えて見極めるのだそうです。
そこまですると、会社の考えを理解した相思相愛の人しか採用できないと言います。すると、入社してもすぐに辞める人は皆無だそうです。

何しろ時間とお金をかけてでも新卒採用にこだわったほうが、結果として安くつくのだそうです。

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下田直人の「優秀な社員が定着する会社を作る」

筆者プロフィール

  • 下田直人
  • 下田直人(しもだ なおと)
  • 社会保険労務士事務所エスパシオ代表
    特定社会保険労務士、就業規則コンサルタント

    2002年8月創業。
    創業当時から、就業規則の作成を中心に事業を展開し、クライアントを全国に持つ。
    クライアントからは就業規則を作成したことによって、「社員に胸を張れる会社になった」「労務管理に自信が持てるようになった」「人が採用できるようになった」「離職率が下がった」「残業代が減った」「社内が活性化した」「業績が上がった」などの声を多数が寄せられている。
    中小企業の良き労務管理アドバイザーとして活躍している。

    http://www.sr-espacio.jp

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